グロスター公夫人エレノア終焉の地

1452年7月7日、グロスター公夫人エレノア・コバムEleanor Cobhamはビューマリス城Beaumaris Castleで亡くなった(享年52歳頃)
※コブハムと記載されることが多いが正しい発音は「コバム」(映像作品でそのように発音されている)

 

エレノアはロンドンで公開悔悟の刑(民衆の前で裸足で歩かされた)後、終身刑を言い渡された。エレノアが民衆から同情を集めていたためチェスター城、ケニルワース城、マン島と転々と移送され、1449年にビューマリス城に移された3年後に亡くなった
『王妃と薔薇の騎士』ではマーガレットに敵対する悪役として描かれているが、シェイクスピアの原案ではむしろ王妃側に陥れられた悲劇的な役
※『ホロウクラウン』では映画『ロスト・キング』でフィリッパ・ラングレー役のサリー・ホーキンスが演じている

 

ビューマリス城はウェールズ北西部のアングルシー島にあり、「グウィネズエドワード1世の城郭と市壁」として世界遺産に登録されている

Beaumaris Castle

セントポール界隈で公開悔悟の刑が行われた (この寺院は後世に建てられたもの)
所在地

Beaumaris Castle
Castle St, Beaumaris, Isle of Anglesey, Wales LL58 8AP

参考ウェブサイト

ja.wikipedia.org

en.wikipedia.org

cadw.gov.wales

en.wikipedia.org

地図

収録コミックス