Chirk Castle(Castell y Waun)
1295年にエドワード1世による北ウェールズを取り囲む"アイアンリング"の一環としてロジャー・モーティマー・ド・チャークによって築かれて以降、700年の歴史を誇る由緒ある城
17世紀のロングギャラリーが見事で、ガーデンからはチェシャーとシュロップシャーの平原が眺められる
城主の変遷
ヘンリー・ボーフォート枢機卿(外伝に登場するウィンチェスター司教、ヘンリー6世の大叔父)
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第3代サマセット公ヘンリー・ボーフォート(外伝サマセットの息子、バッキンガムの伯父タウトンの戦いに敗れた後ヘンリー6世夫妻と共にスコットランドへ逃亡)
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リチャード
リチャードはこの城をSirウィリアム・スタンリーのヨークシャーの土地と交換した
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Sirウィリアム・スタンリー(薔薇王スタンリーの弟、ボズワースではリッチモンド側に寝返ったが、後にパーキン・ウォーベックの乱に参加して斬首される)
写真
中世の戦闘の再現
この日は敷地内でバトルが行われていた
戦闘開始時刻までは戦の準備をしたり、中世の扮装をしたラヴェンダー売りがいたり、天幕の下で肉を焼いて食べていたりと和やかな雰囲気だった
いざ始まると雄たけびを上げて行進、陣を構え、本格的な戦闘が開始された
ピュンピュンと矢が飛び交う中で斧や剣で斬りあう戦士たち
所在地
Chirk Castle(Castell y Waun)
Chirk, Wrexham, Wales LL14 5AF
参考ウェブサイト
Chirk Castle