今こそご尊号を以てお祝い申し上げよ!ウェストミンスターアビー

ウェストミンスター寺院
リチャードの戴冠式

「さあ今こそご尊号を以てお祝い申し上げよ!」バッキンガムが高らかに宣言し始まった一世一代の名場面、リチャードとアンの同時戴冠式

リチャードの裳裾はバッキンガム、アンの裳裾は史実ではマーガレット・ボーフォートが捧げ持った
サフォーク公ウィリアム・ド・ラ・ポールの息子ジョンがロイヤル・セプター(王笏)を運んだ

エドワード5世、エドワード8世以外の全ての歴代イギリス王がWestminster Abbey内"エドワード懺悔王の礼拝室"で戴冠式を行っている

「さあ今こそご尊号を以てお祝い申し上げよ!」

 

 

エドワードの椅子St Edward's Chair

戴冠式の際のみに用いられるSt Edward's Chair(Coronation Chair)
リチャードも作中でこの椅子に座って戴冠式を行った

 

リチャードもこの椅子に座った

この椅子のすぐ近くにリチャード2世の肖像画

エドワードの椅子に座るリチャード

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アンの墓所であることを示す銘板

Sacrarium; High Altar; South Ambulatory
主祭壇近くにアンの墓所であることを示す銘板がリチャード3世協会によって寄贈されている

銘板

ANNE NEVILL
1456-1485
QUEEN OF ENGLAND
YOUNGER DAUGHTER OF RICHARD EARL OF WARWICK CALLED THE KINGMAKER WIFE TO THE LAST PLANTAGENET KING RICHARD III.

 

※暗くて分かりにくい場所にあるので、是非職員に聞いて案内してもらって下さい

例文"Would you tell me where the memorial brass of Queen Anne Neville is?, wife of Richard III"
Richard III=リチャード・ザ・サードと読んでください
紙にこの質問を書いて見せても良いと思います

 

聖域としてのウェストミンスターアビー

エリザベス・ウッドヴィルが危機を感じるとことあるごとに避難していた「聖域」がこのウェストミンスターアビー
長男エドワード・オブ・サンクチュアリ(後のエドワード5世)もここで出産した

 

ヘンリー七世記念聖母礼拝堂:リッチモンドとベスの墓所

リッチモンドとベス夫婦はウェストミンスターアビーの中でも最も華やかで豪華なLady's Chapelに眠っている

Lady's Chapel

リッチモンドとベスの墓所

赤薔薇と白薔薇をひとつに…




ヘンリー5世

ヘンリー6世の偉大なる父、そしてグロスター公ハンフリーにとっての愛する兄上であるヘンリー5世の墓

ヘンリー5世

ヘンリー5世の墓所

 


Poets' Corner

シェイクスピア

シェイクスピアを始めとして歴史に名を残した文化人たちが祀られている

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その他

充実した土産物売り場はアビーとは別棟にあり、こちらは入場料無しで入れる

土産物が充実



所在地

Westminster Abbey
Dean's Yard, London SW1P 3PA

ウェブサイト

www.westminster-abbey.org

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地図

収録コミックス

 

第3 話(1巻)

ヘンリー、戴冠式の際の回想

 

12 話(3巻)
エリザベス・ウッドヴィルの戴冠式

 

第18話(5巻)

ヘンリー、2回目の戴冠式

 

第21話(6巻)
エリザベス・ウッドヴィル、エドワード・オブ・サンクチュアリ(後のエドワード5世)出産

 

第45話(10巻)
エリザベス・ウッドヴィル、企みが露見し聖域にこもると宣言

ジェーン・ショア、エリザベスを訪問

 

第46話(11巻)
ヘイスティングス、聖域にいるエリザベス・ウッドヴィルを見舞う

ケイツビーはそれを目撃

 

第56話(13巻)
「さあ今こそご尊号を以てお祝い申し上げよ!!」
リチャードとアンの同時戴冠式
リチャードの裳裾はバッキンガム、アンの裳裾は史実ではマーガレット・ボーフォート(リッチモンドの母)が捧げ持った

 

第68話(15巻)
聖域にいるエリザベス・ウッドヴィルをマーガレット・ボーフォートが訪れ、リッチモンドとベスの結婚を提案する