ボズワースの戦いを前にリチャードが宿White Boar Inn(後にBlue Boar Innと改名)に持ち込んだベッドは、現在Donington le Heath Manor House博物館に保存されている
後に中から金貨が発見され当時騒ぎになったという記録もある
ロバート・ケイツビー(ケイツビーの直系子孫)と共に火薬陰謀事件に関わったSir Everard Digbyのおじが、この屋敷の所有者John Digby of Seatonだった
決戦直前にリチャードが眠ったベッドがケイツビーの子孫ゆかりの場所に保存されているのは感慨深い
(別件で、ボズワース前にリチャードが眠ったベッドから作った椅子が保存されている屋敷もケイツビーの子孫の母が育った家)
ベッドの周囲には特にこれがリチャードのベッドだという表示はされていないが、スタッフに聞いてどこにあるのか教えて頂いた
天蓋付の、オークでできたものだった
ガーデン(ヤロウの葉やジェーンのお薬)
こちらは17世紀初頭のスタイルで整えられたガーデンも見どころで、シェイクスピア作品に登場する植物が多数植栽されている
St. John's wortは伝統的に聖ヨハネの日(6/24)に収穫される薬草で、しばしば堕胎薬としても用いられてきた
ジェーンは第52話で「夏至は一年でもっとも薬草達が力を宿す時」と夏至(6/22頃)に薬草を収穫できないことを残念がっていたが、リチャードに渡した"お薬"の原料もあるいは…?
ヤロウは傷を負ったリチャードが止血のためにヘンリーに指示して採ってこさせた植物
古くから止血効果があることで知られている
所在地
Donington le Heath Manor House
1620s House & Gardens, Manor Rd, Donington le Heath, Coalville LE67 2FW
ボズワースから北に約16.5km
ウェブサイト
地図
収録コミックス
第77話(17巻)ボズワース前にリチャードがケイツビーのぬくもりの中で最後の夜を過ごす場面
第19話(5巻)リチャードがヘンリーに指示して止血のためのヤロウの葉を採ってこさせる場面
第50話(11巻)ジェーンが墮胎薬について言及する場面
第52話(12巻)ジェーンが夏至に薬草を収穫したがっていた場面
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